イベントレポート一覧
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- アートサイト岩室温泉20153月7日~3月15日
開催7回目を迎えた今年は、旅館展示のほかに武蔵野美術大学で行っているさまざまな授業をワークショップという形で大勢の皆さんから参加していただき、好評を得て誘客に結びつくことができました。また、学生のみなさんと心の交流を結び協働で地域活性化を図ることができました。
- スタジオジブリ『思い出のマーニー』監督 米林宏昌原画展3月7日~5月10日
マーニーをはじめアリエッティなどスタジオジブリ各作品のヒロインたちや、米林監督が描いた美女画を間近で見ることのできる本展には、幅広い世代の方からご来場いただきました。作品に入り込んだような写真を撮ることができる撮影スポットでは、『思い出のマーニー』の世界をより深く感じていただくことができ好評でした。4月12日の米林宏昌監督のサイン会、4月18日のスタジオジブリスタッフによるギャラリートークには、多くの方からご参加いただき、それぞれ有意義な時間を過ごしていただきました。
- 日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展4月11日~6月7日
日本アニメーション界で、背景画家、美術監督として数々の名作に携わってきた山本二三(1953~)。豊かな色彩感覚と確かな表現力で、高畑勲や宮崎駿らの監督作品を支えてきました。本展では、劇場版「じゃりン子チエ」「天空の城ラピュタ」「火垂るの墓」「もののけ姫」「時をかける少女」など、初期作品から最新作まで数々の名作の、背景原画やイメージボードなど約200点を紹介しました。
- 第18回にいがた市民文学 作品募集4月26日(日)から募集開始
一般の部、青春の部、合わせて819点もの作品のご応募がありました。
表彰式では、入賞者への賞状授与の後、選者の先生より講評をいただきました。 - 日韓近代美術家のまなざし – 「朝鮮」で描く5月16日~6月28日
時間と労力を積み重ねた研究に基づいて、これまで未開拓であった分野を拓き、学術的に高い内容の展覧会を実現できました。
さらに、記録として図録を刊行することで、今後の研究のための基礎を築くことができました。 - もやしもん×純潔のマリア原画展~石川雅之の世界~5月16日~6月21日
石川雅之作品過去最大規模の原画展「もやしもん×純潔のマリア原画展~石川雅之の世界~」を開催しました。
原画等の展示のほか、公立教育ファーム「新潟市アグリパーク」とのコラボ企画も実施し、多角的に作品世界を楽しんでいただきました。5月24日に開催した石川雅之先生のサイン会では、県内外の方からご参加いただき、大変盛り上がる一日となりました。 - にいがた国際映画祭(東アジア映画祭)6月20日~6月21日、6月27日~7月5日
東アジア文化都市の一環(東アジア映画祭)として実施された今年のにいがた国際映画祭は、中国・韓国の作品を中心に、全17作品が上映されました。
初日のオープニング無料上映では、韓国の俳優キム・ミョンゴン氏のトークショーが開催され、トーク後のサイン会には多くの人が列を作りました。
2日目には、リム・カーワイ監督作品の一挙上映に合わせて監督のトークもあり、監督の作品に対する考え方や、撮影時のエピソードなどをお話しいただきました。
また、期間中には、日韓合作映画「ノーボーイズ・ノークライ」のロケ地を巡るバスツアーも行われ、全国から映画のファンが集まりました。 - ようこそ光のワンダーランドへ 魔法の美術館6月20日~8月23日
色とりどりにまたたく光のオーロラ、そっと動き出す不思議な影たち、光が織りなすきらめく宇宙の広がり、コンピュータの先端技術を駆使して作られたメディアアート。音や光・映像で作られた変幻自在な作品の中に飛び込み、「見て、触れて、参加する、光で遊ぶ現代アート」による、ゲーム感覚で楽しめる展覧会を体験いただきました。
- 絵師100人展 05 新潟篇6月25日~7月26日
絵師100人展 05 新潟篇では、マンガやアニメ、ゲーム、ライトノベルの挿絵など日本発のポップカルチャーの領域で活躍する絵師たちが「絵師の世界」をテーマに描き下ろした作品が一堂に展示されました。さらに、7月12日(日)には珈琲貴族先生とCHOCO先生にお越しいただきサイン会を開催。県内・隣県のみならず、首都圏からのお客様にもご参加いただきました。
- 水と土の芸術祭20157月18日~10月12日
3回目となる今回は、新潟市のアイデンティティである水と土の象徴「潟」に焦点を当て、メインフィールドとしました。アートを始めとした様々なプロジェクトを通じ、潟に出向き、親しみ、潟そのものを体感することで、先人からつながる生命の連鎖に思いを馳せる取り組みとしました。さらには「東アジア文化都市2015新潟市」コア期間におけるメイン事業として、日本、中国、韓国など東アジア地域内の文化交流を積極的に図りました。世界のどこにもない新潟独自の歴史と文化、自然の魅力をアーティストや地域住民など多様な担い手たちが協働で引き出すことに挑んだ今回の芸術祭には、87日間で延べ775,266人の来場がありました。入場料を無料にしたこともあり、大変多くの方に楽しんでいただくことができました。
- 新潟市美術館開館30周年記念 リバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展7月19日~9月23日
リバプール国立美術館の所蔵品から、19世紀ヴィクトリア朝時代のイギリス美術を華麗に彩ったラファエル前派とその周辺の画家たちの絵画65点を展示。
展覧会に関連した講演会やギャラリートークも実施しました。 - 新潟漆器展in旧小澤家住宅7月25日〜8月30日
江戸時代から北前船により栄えた湊町新潟の歴史を伝える伝統的工芸品「新潟漆器」の展示会を、北前船の時代館・新潟市文化財「旧小澤家住宅」にて開催しました。様々な技法に彩られた新潟漆器作品を展示した常設展はもちろんのこと、併設展として開催した「嬢漆展」は、漆工芸にたずさわる新潟市在住の3人の女性たちによる作品が展示され、来場者を大いに魅了しました。また、今回初の試みである「漆器で朝ごはん」では、料理研究家の味方百合子先生監修による朝ごはんを、新潟漆器のお椀やお箸で食べることが出来、募集開始から申込者が殺到し、参加者に大変好評でした。新潟漆器の魅力を存分に市内外へPRすることが出来た展示会でした。
- 東アジア<書の美学>企画展覧会及び国際シンポジウム等関連イベント8月1日~9月9日
<書の美学>をテーマとした一連のイベントが終了しました。
企画展覧会では、藤井斉成会有鄰館が所蔵する中国周代から清代にいたる美術品、とりわけ古代の文字が刻まれた石や金属品、さらに書道史に残る著名書家の書状が展示され、ご来場いただいた方々からは、普段なかなか見られないこともあり、好評をいただきました。
また、国際シンポジウムは、名だたる研究者の方々に講師をお願いすることができ、内容的にも「書の王国」新潟に恥じないものとなり、ご来場者からは質問も飛び交うなど、充実したものとなりました。関連イベントとして開催した、東アジア文化都市市民交流書道展(薄田東仙と仲間の刻字展)、大学生のワークショップについては、参加できるイベントということもあり、家族で参加されている方々も大勢おられ、思い出に残ることと思います。東京学館新潟高校書道部の皆さんによるパフォーマンスは、ダイナミックな動きから見事な書道作品を生み出し、多くの方を魅了しました。 - 「東アジア文化都市」文化ウィークin新潟8月2日~8月9日
NEXT21アトリウムで開催した作品展示では、青島市の水彩画や水墨画、清州市の世界最古の金属活字印版「直指(チッチ)」の復刻版や「閨房(キュバン)工芸」など両市の文化を代表する作品を展示し、両市の文化を紹介しました。また、新潟まつりお祭り広場では両市のPRブースを設け、青島市の切り絵やクルミ彫り、清州市の書道であるカリや韓国伝統茶の実演を通じ、新潟市民との交流を図りました。さらに両市からは芸能団がお祭り広場のステージに出演し、中国の雑技や韓国のKポップダンスを披露しました。
青島市、清州市訪問団は、新潟まつりの大民謡流しや花火大会観覧などに参加し、新潟市の文化に触れると共に、新潟市民との交流を深めました。 - 第18回にいがたマンガ大賞8月14日〜9月7日
「にいがたマンガ大賞」マンガコンテストへの東アジア文化都市交流作品として、青島市・清州市からマンガ作品を募り、新潟市内で審査を行いました。
がたふぇすVol.6(第6回にいがたアニメ・マンガフェスティバル)内で行った最終結果発表では、交流作品から「東アジア文化都市特別賞」受賞作を発表。受賞者は東アジア文化都市2015親善大使・Negiccoから記念品を受け取りました。また、NEXT21アトリウムにて「にいがたマンガ大賞×東アジア文化都市」特別展示も実施し、過去の「にいがたマンガ大賞」受賞作のほか、青島市・清州市からの出品作品が展示され、来場者が日中韓のマンガの共演に見入っていました。 - デビュー30周年記念 さくらももこの世界展8月29日~10月18日
デビューから30周年を迎えた「ちびまる子ちゃん」の原作者・さくらももこさん。1990年から20年以上放映されている人気アニメーション「ちびまる子ちゃん」や「COJI-COJI」など数々の作品を生み出す他、エッセイや作詞、脚本、翻訳へと活動を広げています。本展では、約130点の原画を中心に、生原稿やゆかりの品々、アニメーションのオープニング、エンディング映像の上映などをお楽しみいただきました。
- わらアートまつり8月29日〜8月30日
「稲わら」を活用した「わらアートまつり」は8月29日・30日の2日間、上堰潟公園で開催しました。わらアート作品は生き物をテーマ制作し、初の試みとなる水上作品や、触れるもの、登れるものなど6作品を展示しました。
また会場内では会場を巡るスタンプラりー、飲食物販売やPRする西蒲市場、わら工芸品作りや洋凧作りなどの体験教室、歌や踊りを披露する「わらわらステージ」、過去のわらアート作品の制作風景や完成写真などを展示する「木陰のギャラリー」などで多くの方に来場いただきました。
わらアート作品は11月1日まで約2か月間展示しました。 - モンゴル友好書道展9月12日~9月30日
新潟で約40点ものモンゴル書道作品が紹介されるのは初めてだったこともあり、大きな関心を集めました。初日に駐日モンゴル国大使をお招きして開催したオープニングセレモニーでは、「これを契機としてモンゴルと新潟との友好が深まるよう祈念する」との大使が期待が述べられました。
日本在住モンゴル人による民族音楽の演奏も披露され、来場者は遥かな草原の国の情景を思い浮かべながら聴き入っていました。また、在住モンゴル人が提供した乳製品とミルクティーの試食・試飲コーナーでは、素朴な味覚に舌鼓を打ちながら原料や製法の説明を受けていました。
来場者アンケートでは、「このようなイベントは大切であり、これからも多くの事業が実施されるとよい」との意見が多くみられました。 - 2015NIIGATAオフィス・アート・ストリート9月26日~10月25日
「東アジア文化都市2015新潟市」の主要事業として、新潟市のメインストリートである柾谷小路と東大通に面したオフィスビルのショーウインドー等に公募等により選考したアート作品27点を展示し、まちなかをアートで彩りました。
今年の作品テーマを「みなとまちにいがた~東アジアとつながるまち~」に設定し、日本・中国・韓国に関連した作品が集いました。 - 第47回新潟市美術展10月14日~10月25日
美術を愛好する新潟市民の創作作品を一堂に集める「第47回新潟市美術展」を新潟市美術館で開催しました。
(前期:平成27年10月14日から18日[洋画・彫刻・工芸・版画部門] 後期:平成27年10月21日から25日[日本画・書道・写真部門])
今回も大勢の皆さまから心を込めて創作された素晴らしい作品が寄せられ、全7部門(洋画・日本画・書道・彫刻・工芸・版画・写真)の合計出品数は810点、このうち入選作品は652点となりました。会期中は天候にも恵まれ、たくさんの方々から芸術の秋を彩る「市展」を観覧していただきました。 - 中国韓国の陶磁展 北方文化博物館~豪農伊藤家コレクション~10月18日~12月20日
「東アジア文化都市2015新潟市」関連事業、新潟市新津美術館で開催する「中国・韓国陶磁展愛知県陶磁美術館所蔵品による」との連携企画として、北方文化博物館が所蔵する中国・韓国の陶磁器コレクションを展示致しました。長らく、かつての飯米蔵であった「集古館」での展示にとどまっていた作品を、伊藤邸内へ移動して展示することにより、より多くの来館者の目にふれる機会となりました。また建物や庭園といった豪農の館が持つ「伝統的な日本の美」の魅力をベースに、同時開催の屏風展等を通し、日本・中国・韓国それぞれの歴史や美術を意識するきっかけを提供できたのでは、と思います。新潟市新津美術館との相互割引実施により、両展覧会に関心のある方にも多くご来場いただきました。
- 日中韓クリエイティブ・シティ・ネットワーク・フォーラム10月23日
前半では、佐々木雅幸氏(同志社大学特別客員教授)による「創造都市と社会課題」と題した基調講演が行われました。また、後半では、まずパネリストによる事例報告行われました。呉建中氏(上海図書館長)、キム・ヨンジン氏(韓国文化観光研究院・芸術政策リサーチ部)がそれぞれ中国や韓国の事例を報告したほか、篠田市長は、文化対話で築かれたナント市との交流や新潟市における文化事業の取組状況について、能登剛史氏(新潟総踊り祭実行委員会副会長/総合プロデューサー)は「新潟総踊り」の経験と実績を生かした「総踊り体操」が高齢化などの社会課題を解決した事例報告を行いました。その後、モデレーターである太下義之氏(三菱UFJリサーチ&コンサルティング芸術・文化政策センター主席研究員/センター長)のもと、パネラー、佐々木氏、ダニエル・カリーヌ氏(ナント市助役)を交えた活発な意見交換が行われ、様々な課題の解決のため、今後も都市の交流を継続することの重要性が確認されました。
- 高校生文化フェスティバル10月24日
全国的に高いレベルで活躍する本市高校生の文化活動を披露する「高校生文化フェスティバル」を開催しました。たくさんの観覧申込をいただき、当日は、満員の会場で、新潟明訓高等学校、新潟中央高等学校両校ダンス部や、東京学館新潟高等学校書道部がパフォーマンスを披露したほか、ゲストとして新潟医療福祉大学ダンス部からもダンスを披露いただきました。
また、本イベント内で、新潟明訓高等学校、新潟中央高等学校両校ダンス部にそれぞれ「新潟市スポーツ大賞」を贈呈しました。 - 中国・韓国陶磁展 愛知県陶磁美術館所蔵品による10月24日~12月6日
愛知県陶磁美術館は、中国や韓国の陶磁器コレクションや世界各地の優品を多く所蔵しています。
本展覧会では、紀元前3千年頃の中国陶磁から20世紀の韓国陶磁に至るまで約5千年分の中韓陶磁器から選りすぐりの作品115点を展示することにより、東アジア地方の文化の魅力を紹介しました。
あわせて北方文化博物館では、連携事業として同博物館所蔵の中国陶磁などを展示。本展との相互入館割引を実施しました。 - がたふぇすVol.6(第6回にいがたアニメ・マンガフェスティバル)10月24日~10月25日
第6回を迎えるマンガ・アニメの祭典、「がたふぇす(にいがたアニメ・マンガフェスティバル)」を開催しました。
「マンガ・アニメのまち にいがた」ならではの充実の展示をはじめ、人気声優やアニソンシンガー等によるステージ、痛車展示、コスプレパレード、ワークショップなど多彩な企画を開催。古町エリア飲食店タイアップやオリジナルグッズ、スタンプラリーといった作品コラボレーションにも多数取り組みました。県外や海外の方にも多数ご来場いただき、幅広い地域・世代の方からお楽しみいただきました。まさに「新潟市がマンガ・アニメ一色に染まる2日間」となりました。 - 文学の集い11月22日
「にいがた市民文学」表彰式に合わせて、「文学の集い」を開催しました。
講師は作家の椎名誠先生で、ご自身の体験をユーモアを交えながらお話しいただきました。
会場には多くの方が集まり、椎名先生のお話に熱心に耳を傾けていました。